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腸腰筋の話

こんにちは!

今回は、体を使うトレーニングの中で特に意識をした方が良い部位「腸腰筋」についてのお話です。さて、腸腰筋というと度々耳にする事もあると思いますが、一体なんなのか?

 

そもそも腸腰筋とは大腰筋、小腰筋、腸骨筋の3つの筋肉をまとめた総称のことです。

 背骨のの辺りから始まる“大腰筋”と、骨盤の内側の上部から始まる“”が組み合わさっており、骨盤を通り抜けて太ももの内側についています。また、別名は深腹筋とも呼ばれているインナーマッスルと言われています。

 

 

 

 

 

瞬発力が必要とされるアスリート等はこの腸腰筋が発達しており、腿や膝を持ち上げたり、体が重力によって沈み込むことを防ぎ腰をS字状にキープしたりすることが主な役割となっています。

また、上半身と下半身をつなぐ筋肉は体の中でも腸腰筋だけで、関節の安定、姿勢の維持にも欠かせないものと位置付けられています。

 

あらゆる動作の中で体軸がぶれている場合は、この腸腰筋がおおきく関係しているということになります。

 

具体的に腸腰筋が大きく作用する場面は歩くときや走るときに足や膝を持ち上げる動作です。また、腰をS字状にキープする働きを持つ腸腰筋は、立ち姿勢を綺麗に保つ役割もあります。

スポーツの場面でも、体幹やボディバランスを保つために重要な働きがあります。

 

また、メリットは以下の通り。

 

  1. 綺麗な姿勢を保つことができる
  2. 基礎代謝が高まり、ダイエット効果が得られる
  3. 歩きやすさや走りやすさを感じるようになる

 

逆にこの腸腰筋が衰えるとと骨盤が後ろに倒れて猫背になってしまう傾向や、腰痛を引き起こす事もあります。

 

今回は長くなりましたがここまで!