2月も中盤で暖かいですねー。
2月24日(土)に開催するワークショップに参加申込みいただきありがとうございました。その日は参加できないという声があり、希望者の数が多かった為、
その前日の2月23日にも開催する事としました。参加募集を今日から行いますので
参加希望をお待ちしています。
また、開催希望を出していただいている方を優先的に定員参加枠に入れさせて頂きますのでご了承ください。
また、3月8.9.22.23日にワークショップの開催希望者を募集しております。
期間を延長しましたが、スタジオを抑えるなどの開催準備の都合上、募集期間は2月26日までにさせて頂きます。
さて今日は体関連の話をば・・・。
今回はつま先立ちについてです。
踵を上げ、体を持ち上げる動作やシェネ、特にピルエットなど片足軸でのターンテクニックでは動きの特性上、足首と膝の関節を痛める可能性がある為、マスターしておきたい動きです。またルルべだけならできるのに、踊りになると踵が落ちてしまい爪先立ちが出来ない人もいます。
そこでつま先立ちをする際の注意点をとりあえず3つ程・・・。
1・ベタ足の状態で立っている時の骨盤の位置と上半身の位置が正常であるか?
骨盤が後傾や前傾をしている場合は上半身も安定せず、通常のベタ足で立っている状態でも太ももの前側や肩や首でバランスを取っている事が多いので、余計な筋力を使い筋肉の特性の反射により本来使うべき所が使えなくなります。また、体のバランスを上半身の首や肩周りの筋力や緊張で支える事をしている人は踵が落ちやすくなります。
2・つま先立ちをした時に重心位置が間違った位置で体を支えていないか?
間違った重心位置でつま先立ちになった時によく見られるのは、太ももの前側の筋肉で体を支えようとし足首の前側で体を支えている状態になり、爪先立ちの状態でのキープがしづらくなっている人です。
3・つま先立ちになる瞬間に膝を曲げてからつま先立ちをしていないか?
体の状態が正常だとしても、ふくらはぎなどの足裏全体の筋力が弱い場合や前側との筋肉のバランスが悪く膝裏の関節を足の上側と下側で軽くひっぱりあうことをせず膝裏が曲がる、または膝で体を持ち上げる癖がある(普段から膝から歩くような癖など)場合は膝を曲げて膝まわりの筋力だけでつま先だちをしようとします。当然、膝関節だけでは体を支えれる箇所ではないので踵も落ちます。
以上の事を踏まえどこか思い当たる節があれば改善できるようにしていきましょう。
特に疾患がない場合なら普段、普通に立って歩いたり走ったりすることができるのであれば筋力の問題はないとおもいます。どちらかと言うと体の状態位置や、重心位置や移動の仕方を疑うべきと考えています。
最後にこの確認方法で一番わかりやすいと思われるの一つ。
1・壁に両手を肩幅くらいに開きまっすぐ立つ
2・うちくるぶし辺りの土踏まずと脹脛を持ち上げるように爪先立ちになる
3・わざと上半身を傾けたりして重心位置うちくるぶしあたりから移動してしまうようであれば移動しない傾け方を試してみる。
4・瞬間的に立てるように素早く動作練習をしてみる。
瞬間的な動きの中での爪先立ちにも即時に対応できる方法を探してみましょう。
ちなみに脹脛の筋力を鍛えるためにつま先で階段を上がったりもしてましたw
それではー。
コメントをお書きください
川副由香 (月曜日, 12 2月 2024 18:39)
神先生
お忙しい中、ブログの更新ありがとうございます。
また、ワークショップの開催♪
ご盛況で何よりでございます!
今回の「つま先立ち」については、注意点を踏まえて瞬間的な動きの中での"つま先立ち"にも即時に対応できる身体の使い方を探してみます!
ch (火曜日, 13 2月 2024 08:16)
つま先立ち…
苦労してます。。
日によってうまく行く日もある、1割以下の頻度
大抵は、ぐらぐらするか、後ろに倒れるというかのけぞるというか
という感じ。
足の甲が前に出てないのかなと思ったりもしてます。
先生の文章中の、筋力には問題ないだろうという事、意外でした。どこか弱いのかなと思っていたので。
ま、がんばります。
丁寧な記事、ありがとうございました!